ツイート

このエントリーをはてなブックマークに追加

↑PAGE TOP

サイバーエージェント、テレビCMに接触しない層へWeb動画広告を配信する「LowTV Focus」を提供開始

2016.3.9

株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)が運営する、動画広告に特化した調査機関であるオンラインビデオ総研は、テレビCMに接触しない層に対し優先的にWeb動画広告を配信する新サービス「LowTV Focus(ローテレ フォーカス)」を提供開始しました。


このたび提供開始する「LowTV Focus(ローテレ フォーカス)」は、テレビCMに接触しない層に対し優先的にWeb動画広告を配信するサービスです。慶応義塾大学 湘南藤沢キャンパス 熊坂賢次研究室と共同で、全国12万人を対象に実施した「テレビCMに接触しない層のライフスタイルと、メディア行動に関する調査・研究」(※)の結果をもとに開発いたしました。
「LowTV Focus(ローテレ フォーカス)」では調査で得たデータを元に、当社開発のプライベートDMP「Right Segment(ライトセグメント)」と連携しWeb行動データ分析を行うことで、類似ユーザリストを作成し、ユーザリストに基づいたターゲティング配信を行います。

テレビをリアルタイム視聴する習慣が少なくテレビCMが届きにくい「ローテレ」層、テレビCMに多く接触する「ハイテレ」層を見分け、Web動画メディア上でテレビCMにほとんど接触しないユーザーに向けて優先的にWeb動画広告を配信することで、テレビCMだけではリーチできないユーザー層への配信精度向上と配信規模の拡大を図ります。

なお、3月中旬には、テレビ接触の多いユーザーに向けて優先的にWeb動画広告を配信する「High TV Focus(ハイテレ フォーカス)」を提供予定です。「High TV Focus」では、テレビCMとの重複配信を行うことでさらに強い認知が可能となります。また、動画クリエイティブ素材を工夫することで、テレビCMとの連動を図り、より深いコミュニケーションを実現します。

今後も当社およびオンラインビデオ総研では、急成長する動画広告市場において、動画を活用した企業のプロモーション活動における問題解決や広告効果の向上に努めてまいります。
lowtv focus

※オンラインビデオ総研×慶応義塾大学 湘南藤沢キャンパス 熊坂賢次研究室と共同研究について
・共同研究主体
慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス 熊坂賢次研究室

http://www.sfc.keio.ac.jp/introducing_labs/20120111.html

株式会社サイバーエージェント オンラインビデオ総研

https://www.cyberagent.co.jp/news/press/detail/id=11172

熊坂賢次研究室は、ネットワークに溢れる情報(ビッグデータ)解析を専門とする研究室です。ネットワーク社会論・ライフスタイル論・ネットワーク調査法などを専門領域とし、現代社会の構造変化に合わせて、新しいタイプの調査手法をツール化することも含めて得意としています。「柔らかい構造化手法」(http://www.yhmf.jp/pdf/activity/adstudies/vol_40_01_04.pdf)を開発、現在はビッグデータを活用した社会文化現象の計量的解釈を研究中。

・研究内容
研究室の持つビッグデータ解析の技術・ナレッジを用いて、テレビCMにほとんど接触しない層「ローテレ(=Low TVCM Reach Group)」や、テレビCMに多く接触する層「ハイテレ=(High TVCM Reach Group)」を定義し、接触頻度を5区分に分類、比較分析を行います。各グループにおけるWebメディア接触状況や、生活実態を比較調査し、さらに細分化したライフスタイルモデルを定義。広告主企業がWebプロモーションを行う際のターゲティング広告配信や、ターゲットペルソナ像を具体化させました。

・研究期間
2015年11月1日~2016年3月31日
※研究成果の発表第一弾を2月17日に実施、第二弾は4月を予定しております。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加