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トランスコスモス、グランドデザインとの資本・業務提携を強化 ーオムニチャネル領域を強化ー

2016.3.16

~「購買・来店コンバージョン型」スマートフォンオムニチャネルプラットフォーム「Gotcha!mall」の展開をアジア全域で加速~

トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田昌孝、証券コード:9715、以下、トランスコスモス)は、第三者割当増資の引受および他のグランドデザイン株主様からの株式譲受けによる追加出資を実施し、「購買・来店コンバージョン型」スマートフォンオムニチャネルプラットフォーム「Gotcha!mall(ガッチャモール)」を提供するグランドデザイン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小川和也、以下、グランドデザイン)との資本・業務提携を強化しました。

スマートフォンの普及拡大により、リアル来店誘導におけるデジタルマーケティングの活用がクローズアップされています。リアルタイム性と携帯性だけでなく取得できる情報量から、スマートフォンの優位性が明らかとなり、小売業にとってもデジタルマーケティングの活用が急務になっています。

グランドデザインは、トランスコスモスおよびグランドデザインの創業者で代表取締役社長の小川和也氏を割当先とする第三者割当増資により、総額約5.4億円の資金調達を行います。

グランドデザインは、トランスコスモスと共同で、ASEAN 各国、中国、台湾でのオムニチャネル事業を展開。店舗誘導から購買につながるクーポンをユーザーの特性に応じて提供するための人工知能(AI)開発を加速、「購買・来店コンバージョン型」スマートフォンオムニチャネルプラットフォームの展開を、アジア全域で加速します。

1.資本・業務提携を強化の背景グランドデザインは、「購買・来店コンバージョン型」スマートフォンオムニチャネルプラットフォーム「Gotcha!mall」の運営会社です。「Gotcha!mall」は、2014 年10月のグランドオープン以降、全国規模の小売店や有名ブランド等大手有力企業に採用され、スマホから店舗での購買を促すクーポンプラットフォームとして急拡大し続けています。これまで100万人以上のユーザーが利用、3月からスマホブラウザ版(https://jp.gotchamall.com/)を新たに提供開始、4月にはアプリ版(iOS/Android 対応)を全面リニューアルします。今回の資本・業務提携を強化は、グランドデザインがアジア全域での「Gotcha!mall」ユーザーの拡大と事業展開、購買につながるクーポンをユーザーの特性に応じて提供するための人工知能(AI)開発のスピードを更に加速させるべく行いました。トランスコスモスは、日本およびASEAN市場で「Gotcha!mall」を活用したオムニチャネルプラットフォーム事業の展開を加速させていきます。

2.「Gotcha!mall」概要と今後の展開について「Gotcha!mall」は、スマホから店舗での購買を促すオムニチャネルプラットフォームです。コンビニエンスストア、スーパー、ドラッグストア、ファーストフードを始めとした大手小売店や飲食チェーン等、生活に密着した店舗を網羅し、スマホひとつでクーポンの取得から利用までを完結できるクーポンプラットフォームとして拡張を続けています。現状のクーポン販促は、データマネジメントに欠如したバラマキ型のクーポンや、効果が不明確なチラシ等によるものが多く、多額の販促費がかけられている一方で、生活者と店舗の間で適切なマッチングが行われていない現状があります。それに対し、「Gotcha!mall」は、独自のゲーミフィケーション、データマネジメントの仕組みにより、ユーザーと店舗の双方に個別最適なクーポンを提供し(ビジネスモデル特許取得済み)、ユーザーに対しては楽しくお得なショッピング、店舗に対しては購買単価や購入頻度UP をサポートします。オンライン広告やチラシ等による誘導策の購買効果が明確ではないという小売店の課題を解決する「購買コンバージョン」モデル(CPP=Cost Per Purchase)で、クーポン利用ログやPOSレジとの連動により、費用対効果が明確な店頭購買促進を可能とします。
また、「Gotcha!mall」は日本のみならず、ASEAN各国、中国、台湾などでも統一的なUI/UXを順次拡張展開、アジア全域のショッピング客をボーダレスにつなぎます。今後ますます増えるインバウンド消費、さらにはアジア各国間のユーザーを相互送客し、アジア最大のスマホクーポンプラットフォームとなることを目指します。

Gotcha!mall」の特徴

  • (1)「Gotcha!mall」ひとつで、ユーザーはたくさんの店舗でのショッピングを楽しめます。企業毎にクーポンを提供するオウンドアプリが増える一方で、ユーザーはそれらをバラバラに管理しなければならない不便性を感じるようになっています。「Gotcha!mall」では、多くのユーザーが頻繁に利用する大手小売店をモールとしてとりまとめ、クーポンの取得から管理、利用までを一元化、ユーザーは「Gotcha!mall」ひとつでたくさんの店舗でのお得なショッピングを楽しめます。
  • (2)「クーポン=むやみな割引」から脱却し、たくさんショッピングをしたくなるクーポンの提供を人工知能も活用して実現します。これまでのクーポンは、効果的かつ適切な配布、消費者単位の利用データの分析がほとんど行われず、大幅な割引率のものをむやみにバラまく傾向がありました。クーポンの販促効果は大きいものの、充分なマーケティングのもとで提供されていないことが小売店の長年の課題となっています。その課題を解決すべく、「Gotcha!mall」では各ユーザーのクーポン利用動向などのデータを分析することで、ユーザーと店頭双方に個別最適なクーポンを提供し、有効なマッチングを行います。このプロセスにおいて、独自に開発する人工知能を活用し、その精度、成果の向上を図ります。
  • (3)来店コンバージョンと購買コンバージョンが測れるオムニチャネルソリューションでプロモーションの包括的効果を計測。オンライン広告やチラシ等による誘導策の購買効果が明確ではないという小売店の課題を解決する「購買コンバージョン」(CPP=Cost Per Purchase)が測れる唯一のソリューションで、クーポン利用ログやPOS レジとの連動により、費用対効果が明確な来店誘導や購買促進を実現します。来店コンバージョンよりもさらに一歩踏み込み、スマホで「購買」という最大の成果を導くソリューションです。
  • (4)「Gotcha!mall」はアジア全域の小売店間での相互送客を実現します。「Gotcha!mall」は日本のみならず、ASEAN 各国、中国、台湾などでも統一的なUI/UX を展開、アジア全域のショッピング客をボーダレスにつなぎます。今後ますます増えるインバウンド消費、さらにはアジア各国間のユーザーを相互送客し、アジア最大のスマホクーポンプラットフォームとなることを目指します。

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