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サイバーエージェントのCAリワード、成果報酬型広告における不正利用検知・対策の研究組織 「BOSATSU™」を設置

2016.3.22

株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証一部上場:証券コード 4751)のアドテクノロジー商品の開発を行うアドテクスタジオは、国内最大規模のリワードネットワーク「CAリワード」(提供:株式会社CAリワード)において、成果報酬型広告における不正利用検知・対策の研究組織「BOSATSU™(ボサツ)」を設置いたしました。

BOSATSU

ユーザーインセンティブ型広告市場は、ゲームデベロッパーからの根強い需要のもと、動画フォーマットの広告商品やターゲティング手法を取り込んだ広告などの普及により、今後も堅調な推移が見込まれています(※1)。その一方で、海外やホスティングサービスからのアクセスや、機械的連続クリックなど、不正度の高いアクセス(※2)の増加が課題となっています。

これを解決するために、このたびCAリワードでは、データサイエンティスト、サーバサイドエンジニア、ディレクターによる不正利用検知・対策の研究組織「BOSATSU™」を設置いたしました。「BOSATSU™」では、NHT(Non-Human Traffic)(※3)に特化した研究開発を進めており、企業やスマートフォンメディアの不正検知の精度が向上するシステムの提供を、2016年4月に予定しています。「BOSATSU™」は、月間1,000万件の成果データをもとに、不正検知された成果を調査し、成果対象外にする取り組みを行っております。成果報酬型広告「CAリワード」での試験運用の結果として、「BOSATSU™」設置前と比較し、不正利用の削減により企業の投資対効果(ROI)は大幅に向上し、メディアパートナーの収益は150%改善、という効果事例が出ています(※4)。

CAリワードでは、今後も高度なアドテクノロジーを活用し、更なるサービスの拡充をするとともに、運営ネットワークの取扱いメディアの更なる拡大を図ってまいります。

※1 出典:株式会社CyberZ 「スマートフォン広告市場調査」(2015年2月18日)
※2 アクセス元を海外やホスティングサービスに設定するなど、身元を偽装し取得したアカウント(ユーザーが存在しないアカウント)にて成果を発生させ、インセンティブを獲得しようとするユーザーや、そのアクセス自体を指します。
※3 Web広告で、botなどの人以外のものが、バナーのクリックなど、何かしらのアクションを行うことです。
※4 2016年2月1日~29日に実施した試験運用結果となります。


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