SizmekのモバイルDSP「StrikeAd」、モバイル広告取引においてPeer39の広告枠ページ解析技術をリリース
サイズミック製品統合で、ブランド保護、広告枠コンテンツを解析した上でのターゲティング、広告浪費やアドフラウド排除を促進
米国オースティン 2016年5月11日（現地時間）－ マルチスクリーンの広告管理プラットフォームを提供するSizmek (NASDAQ: SZMK、以下サイズミック)は本日、Peer39独自の広告枠ページやアプリに対するベリフィケーション技術を、世界中の広告主やトレーディングデスク向けにサイズミックが提供するモバイル特化のプログラマティックソリューションである「StrikeAd」上で提供を開始したことを発表しました。
日に1000億以上の広告リクエストを処理するサイズミックは、この統合によりプログラマティックなモバイルWebやアプリ広告で、ブランド保護と無駄な広告露出を抑え、ユーザーにより関連のある高品質なプレースメントを提供します。これは、モバイルDSPで初となる広告枠のコンテンツ解析とアプリ識別であり、Peer39の機能を提供する唯一のモバイルDSP（アプリ識別は2015年より対応）となります。
モバイル広告費用は、2016年に1000億ドルを超えると予測されており、この上昇はモバイルのアドフラウド（広告詐欺）ビジネスの活性化にも繋がってしまいます。アドフラウド対策のため、StrikeAdは認定されていないアプリに対する新たな対策を含めアドフラウド防止機能を装備しました。アドフラウドにあう可能性の高いGoogle PlayやAppleストアに認定されていないアプリは約10%あり、この種のアプリへの広告配信を避けることが可能になります。
Havasグループのモバイル広告代理店MobexのGlobal Headであるマルコ・リゴン氏（Marco Rigon）は次のように述べています。
「フリークエンシーの増加とともに消費者のモバイル利用が増加しており、わたしたちはより効率的にターゲティングや広告浪費軽減ができるモバイルのプログラマティック広告取引ツールを常に探しています。Peer39は、広告枠のコンテンツ解析、ブランド保護およびアドフラウド検出において実績のあるリーダーです。StrikeAdでもこれらの機能が活用できるようになり、さらに確実に良質なコンテンツの近くにユーザーと関連ある広告配信ができるようになります。」
Peer39は、旅行、自動車、アパレルや小売といった業種を含む特定のカテゴリーで縦断的に細かな分類ができ、効率的に広告の入札をすることが可能です。また、広告主が高品質な広告を消費者に届けられるよう、アプリのカテゴリー、年齢制限、人気度、ユーザー評価、言語などから在庫を整理し、最も安定したアプリのターゲティングソリューションをPeer39は提供します。広告主は、ユーザーが情報収集する環境で個々人が好むコンテンツをより理解することは、さらに価値ある体験を届け、重要な消費者とのより良い関係構築を促進します。
サイズミックのプログラマティックチーム Global VPおよびGMであるマイク・カプリオ（Mike Caprio）は次のように述べています。
「ユーザーは、モバイル端末を利用する際、ますますモバイルWebとアプリを切り替えながらコンテンツを閲覧しています。StrikeAdのクライアントである広告主は、ブランドの安全性が保たれ、消費者に関連のある広告をモバイルWebとアプリの両方で高品質なプレースメントへ確実に配信することを望んでいます。今回、最も安定した広告入札前コンテンツ解析データを持つPeer39の技術をモバイル広告領域に展開でき嬉しく思っています。StrikeAdがモバイルDSPで初めてそして唯一これらの技術に対応したことで、モバイル広告を強化しているユーザーに、より精度の高いターゲティングとブランド保護を担保します。」
当資料は、2016年5月11日（現地時間）にSizmek Inc. が発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
サイズミックについて
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