Google、GoogleAdWordsの新機能を一斉に発表 ーGoogleマップでの広告開始などー
Googleは、年に一度の Google Performance Summit にてGoogle AdWordsの新機能をいくつか発表された。
Googleでは年間何兆件もの検索が行われているが、現在ではその半数以上をモバイル端末が占めており、今回はモバイルファーストをさらに進化させた内容となった。
発表の全ては動画で公開されている。
主なアップデート内容は下記の通り。
・AdWords の新しい拡張テキスト広告
・レスポンシブなディスプレイ広告とリマーケティング キャンペーン配信先の拡大
・モバイル、PC、タブレットそれぞれの個別の入札単価調整
・Google 検索と Google マップに導入される新しいローカル検索広告
AdWords の新しい拡張テキスト広告
テキスト広告のフォーマットがこれほど大きく変更されるのは、15 年前の AdWords サービス開始以来初めてとのこと。
タイトルやリード文などの上限文字数が大幅に拡張され、いままで以上に豊かな表現が可能となった。
レスポンシブなディスプレイ広告とリマーケティング キャンペーン配信先の拡大
新しいネイティブ広告枠により、ユーザーが閲覧中のコンテンツに対して違和感のない外観の広告表示が可能となった。
モバイル、PC、タブレットそれぞれの個別の入札単価調整
モバイル、PC、タブレットのそれぞれについて入札単価調整を個別設定できる機能を数ヶ月中に実装される予定。また、入札単価調整の幅も拡大されるとのこと(最大 +900%)。
Google 検索と Google マップに導入される新しいローカル検索広告
実店舗を探しているユーザーへのアプローチを容易にするため、Google 検索と Google マップには新しいローカル検索広告が導入される。住所表示オプションを使用している広告主は、「靴 ショップ」「近くの自動車修理工場」といった検索に対して、店舗の情報をわかりやすく示すことができるようになる。
Google マップを利用しているユーザーにお店やビジネス拠点を見つけてもらいやすくする、実験的な広告フォーマットを投入していく予定とのこと。