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DAC、旅行業界マーケティング事業を展開するADARAと業務提携

2016.6.21

「AudienceOne®」とADARAの旅行顧客プロファイルの連携により特定業種への配信機能強化および、データを活用した広告商品の販売契約を締結

このたび、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:矢嶋 弘毅、東証JASDAQ 証券コード:4281、以下 DAC)は、旅行業界のデータを活用したマーケティングソリューション、データ分析事業を提供するADARA, Inc.(本社:米国 カリフォルニア州、CEO:Layton Han、以下 ADARA)と業務提携契約を締結しました。

背景

 DACでは、これまで多種多様なクライアントのマーケティングニーズに答えるべく、テクノロジーの開発およびデータ拡充に取り組んできました。DACが提供するDMP「AudienceOne®」は、オンライン上の行動データを基にした約1,000種類のオーディエンスプロファイルデータ、国内最大級の月間4.5億ユニークブラウザのデータを保有し、独自のオーディエンス拡張ロジックによりさまざまな業界に特化したデータサービスを構築しています。
 一方、ADARAは航空会社やホテルチェーン、旅行サイトなど90社以上の旅行関連企業の1st Partyデータを統合し、顧客へのリーチやエンゲージメントなど、マーケティングに役立つ洞察情報を企業に提供しており、 日本を含め米国、ヨーロッパ、中東、アジア太平洋地域全19拠点でグローバルに展開しています。同社はグローバルパートナー企業との提携により、月間4.3億ユニークユーザー、トータルで10億以上のユーザープロファイルを保有しています。航空券やホテルなどの検索情報や予約状況、旅行期間をロイヤリティステータス情報と組み合わせることにより、旅行関連の広告キャンペーンのみでなく、他業種のマーケティングにおいても多数のキャンペーン実績を有しています。
 DACは、旅行業界を対象としたマーケティング需要の急速な拡大に伴い、サービス機能の強化を目的として、同業界のマーケティングにおけるグローバルリーダーであるADARAと提携しました。

提携の内容

 今回の戦略的提携により、DACは、ADARAが持つ日本のオーディエンスプロファイルを活用した旅行業界向け広告商品を同社と共同開発し、独占的に国内で販売します。
 DACの「AudienceOne®」と、ADARAが提携する旅行顧客プロファイル情報を掛け合わせることで、旅行を検討している国内オーディエンス層へのリーチ拡大、より正確なターゲティング配信が可能となります。広告配信は、DACの連結子会社である株式会社プラットフォーム・ワンのDSP「MarketOne®」をはじめ、さまざまなDSP経由で行います。

ADARA

今後の展開について

 DACは海外における先進的なパートナーとの協業やテクノロジーの自社開発における知見、さまざまなプラットフォーム運用での豊富な経験を有しています。今後も広告主や広告会社のビジネス支援を目的とし、パートナー企業の開拓を行い、自動車やエンターテイメント、旅行など特定の業界に特化したデータの拡充、訪日外国人向けのメディア開発など、サービスを拡大します。


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