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DAC、インバウンドビジネス向けデジタルマーケティングソリューション「いらっしゃいませJAPAN!™」を提供開始

2016.7.19

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長COO:島田雅也、東証JASDAQ 証券コード:4281、以下 DAC)は、訪日外国人を対象としたインバウンドビジネスへ向けて、グループ会社横断型の総合デジタルマーケティングソリューション「いらっしゃいませ JAPAN!™」の提供を開始しました。

今後、ますます盛り上がることが予想されるインバウンドマーケティングにおいて、DACはグループ会社およびパートナー企業と連携し、ワンストップソリューションを拡大します。

背景

 DACはこれまで中国やASEANを中心に現地法人を設立し、市場に根付いたデジタル広告サービスを展開してきました。また、グループ各社やパートナー企業のリサーチ、プランニング、クリエイティブ、アドテクノロジー等の各機能を用いて、広告主・広告会社のグローバルマーケティング活動を支援しています。
 昨今、ビザ要件の緩和等の影響もあり、アジア諸国からを中心に増加している訪日外国人数は、2015年の1年間で1,973万人に達しました(※1)。政府は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでの目標であった年間2,000万人を大きく上積みし、2020年に4,000万人、2030年に6,000万人の目標を掲げています(※2)。
 このようにインバウンドマーケティングニーズが高まる中、DACではグループ各社が持つ機能を結集し、ソリューションを強化すべく、本体制を発足しました。

サービス概要

 訪日外国人をターゲットとしたマーケティング・広告キャンペーンを希望する広告主や広告会社に対し、各種メディア商品やテクノロジー、データなどのサービスを掛け合わせ、包括的なソリューションを提供します。
 DACが提供するDMP「AudienceOne®」およびパートナー企業を通じて対象オーディエンスを解析することで、訪日前・訪日中の日本に興味のある外国人、訪日経験のある外国人に対する広告出稿に留まらず、企業の自社メディアによるコンテンツ提供や、ソーシャルメディアを通じたコミュニティの運用設計など、訪日外国人の各購買プロセスにおけるタッチポイントを創出し、インバウンドマーケティングにおける重要な要素をワンストップで支援します。 
 今後さらにサービス領域の拡大を予定しており、英語圏や中華圏のユーザーを対象とした広告パッケージの追加や各種広告フォーマットの開発、マーケティングチャネルの確立などを行います。

いらっしゃいませJAPAN

<提供サービス例>
自社メディア・コンテンツの拡充
・各国ターゲットを対象としたインバウンド向けWebサイト、コンテンツ、広告クリエイティブの多言語展開
ソーシャルメディアの活用
・ 英語圏、中華圏を中心としたMCN(マルチチャンネルネットワーク) (※3)として、インバウンドビジネス向け動画マーケティングソリューションの提供
・FacebookやTwitterのみでなく、Weiboなど各国特有のソーシャルメディア運用
広告出稿と運用サポート
・トラベルデータを保有するDMP「AudienceOne®」(※4)と各地域におけるデータパートナーとの連携による広告商品の開発
・Google 、Yahoo!、Bing、NAVER、また中国Baidu向けリスティングサービスやSEO対策を中心にキーワード、広告文、レポーティングの多言語展開
・メッセージング管理ソリューション「DialogOne」(※5)の提供、LINEアカウント運用などテクノロジー領域でのサポート
・Facebook Marketing Partner、Instagram PartnerおよびTwitter Official Partnerに認定済み広告配信ツール「Sherpa」(※6)の提供
・グローバルで旅行業界のマーケティング事業を展開する米国大手ADARA社(※7)をはじめとした、各パートナー独自のサービスを通じた海外メディアの買い付け、出稿サポート

今後の展開について

 「いらっしゃいませ JAPAN!™」はDACグループ内における機能強化と、各種メディアやデータパートナーとの継続的な連携を行い、インバウンドビジネス向けソリューションをさらに強化します。
 DACグループは今後も、インバウンドビジネス支援を通じた日本経済への貢献、企業の事業価値の向上や訪日外国人とのエンゲージメント創出に取り組んでまいります。


(※1) 日本政府観光局(JNTO)の統計によります。
(※2) 「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」より。
(※3) 動画クリエイターや団体が運営する個々の動画チャンネルを複数束ねたネットワーク。
(※4) DACが提供する「AudienceOne®」は、広告配信結果、ソーシャルメディア、提携企業の3rd Partyデータなどを収集・解析し、見込顧客の発見や既存顧客のロイヤルカスタマー化などの様々なマーケティング施策に活用できるDMPとして、4.5億ユニークブラウザ、1兆レコードを超える国内最大級のデータ量を保有。外部パートナーアライアンスを積極的に推進し、30以上の広告配信およびデジタルマーケティング製品との連携を実現しています。
(※5) DACが提供する「DialogOne」は、LINE ビジネスコネクトに対応しており、広告主が保有する顧客情報とLINEのアカウント情報などを掛け合わせ、LINE公式アカウントをより高度に活用することができるメッセージングサービス管理ソリューションです。これにより、ユーザーひとりひとりに適したメッセージを配信し、One to Oneコミュニケーションを実現します。
(※6) 株式会社トーチライトが提供する「Sherpa」は、広告配信、ターゲットオーディエンス管理、運用最適化が行えるソーシャル広告運用支援ツールです。
(※7) ADARA社は、90社以上のグローバルトラベルブランド企業様の1st Partyデータを統合しており、旅行のプランニング段階での航空券や宿泊検索・予約情報などをベースに独自のアルゴリズムでオーディエンスマーケティングのソリューションを各種グローバル企業様へ提供しています。


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