ファンコミュニケーションズの「nex8」、IPONWEB JAPANが提供する「BidSwitch」と接続開始
個別の契約締結やシステム開発なしに多数のSSPへのRTB配信が可能に
インターネット広告事業を展開する株式会社ファンコミュニケーションズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:柳澤安慶 東京証券取引所市場第一部:2461)が運営する、広告配信プラットフォーム「nex8(ネックスエイト)」< https://www.nex8.net/ >は、2016年6月28日に株式会社アイピーオンウェブジャパン(東京都渋谷区、代表取締役社長:手塚圭一)が運営する、RTB(リアルタイム入札)取引の標準インフラ「BidSwitch(ビッドスイッチ)」と接続開始いたしました。
これにより「BidSwitch」と接続している国内外の100以上のSSP(※1)への広告配信が可能となります。
RTB取引を実現するには通常、広告配信枠の買い手であるDSP(※2)と売り手であるSSPとで個別に契約を締結し、システム接続するための開発も相手ごとに行う必要があります。「BidSwitch」は国内外の多数のDSPおよびSSPが接続するRTB取引の標準インフラで、「BidSwitch」と接続するDSPは「BidSwitch」管理画面上でスイッチを入/切する要領で「BidSwitch」接続SSPとのRTB取引が可能になります。今回の接続開始により、「nex8」は開発コストを低減しながら配信先を即時に拡大できるようになりました。
他、「BidSwitch」には、不正なボットによるインプレッションを排除する『不正インプレッション検知機能』や、DSPごとの配信ロジックを学習して膨大な広告リクエストの中から不要なものを排除する『SmartSwitching』のラーニング技術があり、DSPが必要とするインプレッションのみ購入するといった質の高い在庫取引が可能で、「nex8」の広告効果向上も期待できます。
「nex8」では今後もさまざまな企業と連携し、より効果の高いリターゲティング広告サービスの提供を目指してまいります。
※1)SSP:Supply Side Platform(サプライサイドプラットフォーム)の略。メディアの広告収益の最適化などを支援する仕組み。
※2)DSP:Demand Side Platform(デマンドサイドプラットフォーム)の略。広告主のROIを最大化する仕組み。
「BidSwitch」について
「BidSwitch」< http://www.iponweb.jp/bidswitch/what-is-it/ >は、一度接続することで、ディスプレイ、モバイル、動画といった多様な広告を、100以上のDSPとSSPとの間で取引できるRTBのための標準的インフラです。
「nex8」について
「nex8」は2014年4月に提供を開始したリターゲティング広告配信サービスです。SSP/Ad Exchange/アドネットワークと接続しRTB(リアルタイム入札)にて広告を配信します。 ダイナミックリターゲティングに特化しており、広告主様サイトでのユーザーの行動履歴を元にバナーをリアルタイムで自動生成して、ユーザーごとに最適な広告の配信が可能です。
スタティック配信と比較して、EC系広告主で190%アップ、人材系で180%アップ、不動産系で113%アップなど、さまざまな業種でCVRアップの実績が出ており、2016年4月時点では「nex8」を利用する広告主の過半数がダイナミックリターゲティング配信を採用しています。