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電通、インドのクリエーティブエージェンシー「Happy Creative Services (India) Private Limited」を買収

2016.10.12

株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直、資本金:746億981万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、インドのクリエーティブエージェンシー「Happy Creative Services (India) Private Limited」(本社:バンガロール市、Co-Founder & CEO:Kartik Iyer、以下「ハッピー・クリエーティブ社」)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意しました。


大手広告会社から独立した2名のクリエーティブディレクターが2007年に設立したハッピー・クリエーティブ社は、新たなブランドを構築する際のブランドポジショニングやネーミングを含むブランドクリエーションから、既存ブランドにおいての、オンライン/オフラインのコミュニケーション戦略の策定とキャンペーンの企画・実施を行っています。特に、クリエーティブ力に強みを持ち、国際的に有名なEffie賞をはじめ、インド内外の広告賞を多数受賞しています。

株式取得後、当社はハッピー・クリエーティブ社を当社グループの10のグローバルネットワーク・ブランド※の1つでクリエーティブ領域のサービスを提供しているmcgarrybowen(マクギャリーボウエン)のネットワークに組み込みます。ブランド呼称を「Happy mcgarrybowen」(ハッピー・マクギャリーボウエン)とし、マクギャリーボウエンのインド拠点として活動していきます。マクギャリーボウエンは、米国ニューヨークに本社を置き、同国のシカゴ、サンフランシスコ、サンアントニオのほか、ロンドン、パリ、アムステルダム、メキシコシティ、サンパウロ、アジアでは上海、香港、シンガポールに支社を有しています。

当社グループのメディア・コミュニケーション・エージェンシーであるCarat(カラ)が行っている世界の広告費成長率予測(2016年9月)では、インドの広告市場は2016年、2017年ともに前年比で12.0%増、13.9%増と2桁成長が続くと予測しています。今後同社は、インドに展開するグループ各社との連携によりシナジーを生み出していくことで、同国での成長戦略を加速させていきます。

なお、本件が当社の2016年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。

※電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク社」(ロンドン)は、10のグローバルネットワーク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。10のブランドとは、Carat、Dentsu(Dentsu Brand Agencies)、Dentsu media、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeumを指します。

ハッピー・クリエーティブ社の概要

社  名  : Happy Creative Services (India) Private Limited
本社所在地 : インド・バンガロール市 
設  立  : 2008年10月(現在の法人組織となった年月。設立は2007年)
株主構成  : 買収手続き完了後
電通イージス・ネットワーク 100%
収益(Revenue): 1億5,600万インドルピー(約2.4億円)(2016年3月期)
代 表 者  : Kartik Iyer (Co-Founder & CEO)
Praveen Das (Co-Founder & Chief Creative Officer)
従業員数  : 100名
事業内容  : クリエーティブ領域を中心とする広告業務全般のサービスを提供


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