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AOLプラットフォームズ・ジャパンの SSP「ONE by AOL: Display MP」、ヘッダービディング への対応を開始

2016.11.1

デジタル広告プラットフォームのAOLプラットフォームズ・ジャパン株式会社(東京都港区、代表取締役 カントリーマネージャー 坂下洋孝、以下AOLプラットフォームズ・ジャパン)は、提供するSSP「ONE by AOL: Display MP」において、ヘッダービディングへの対応を開始しました。これにより従来の「ウォーターフォール型」と呼ばれる広告販売手法が抱えていた機会損失の課題を解決し、媒体社様の広告収益最大化への支援を一層強化いたします。

ヘッダービディング 対応の背景:ウォーターフォール型の広告取引が抱える課題

「ウォーターフォール型」の広告取引では、まず純広告/直販で扱う広告在庫を確保した後、各SSP/エクスチェンジがどれだけの広告単価を支払えそうかという見積もりをもとに広告在庫を階層に振り分け、それぞれの階層ごとに買い手がつくまでオープンオークションを繰り返すという流れを取っていました。この手法は、媒体社様に安定したプロセスを提供する一方で、低い階層から高い入札額が浮上する可能性を広告取引の結果に反映させられないという機会損失の課題を抱えていました。このような背景からAOLプラットフォームズ・ジャパンは、提供するSSP「ONE by AOL: Display MP」において、より透明性・収益性の高い公平なRTB取引を実現するヘッダービディングへの対応を開始しました。またヘッダービディングに精通した人員による導入・運用サポートで、媒体社様に高い付加価値をご提供します。

ヘッダービディングとは

ヘッダービディングとは、アドサーバー処理の前にRTBオークションを実施して最も高い入札情報とともにアドサーバーを呼び出し、そのアドサーバー内で広告取引を行うことによってより高単価な広告掲載を可能にする仕組みです。

AOLヘッダービディング

1.ユーザーがページを閲覧した際、ページのヘッダーに設置されたPub APIを読み込み
2.Pub APIを通じて、接続されたDSPからの入札が発生
3.すべての入札情報にもとづき、公平なオークションを実施
4.Pub API上で最も高い入札情報をアドサーバーへ送信
5.Pub APIに加え、純広、AdExchange、SSPsなどの申込情報から最も高いCPMの申込情報を決定
6.Pub APIからの入札が最も高かった場合には、広告の表示を行い、Win notificationを送信

AOLのヘッダービディング・ソリューションを導入した「デイリースポーツオンライン」を運営する神戸新聞社デジタル事業局メディアプロモート室の秋山達範氏は次のようにコメントしています。
「公平な入札機会を実現するヘッダービディングによる売上拡大と、広告枠収益管理の効率化に期待しています。導入と運用のサポート体制がしっかりしていることから、AOLのヘッダービディングソリューションを導入することに決めました」

「ONE by AOL: Display MP」とは

「ONE by AOL: Display MP」は、ONE by AOLブランドにおける、効率的に収益を最大化するSSPです。複雑化する広告配信管理をシンプルにし、長きにわたってAOLがリードしてきた広告収益最大化技術と広告配信最適化技術によって、効率的な収益拡大を実現します。

http://www.aolplatforms.jp/onebyaol/displaymp/

AOLプラットフォームズ・ジャパン株式会社 について

AOLプラットフォームズ・ジャパンは、AOL Advertising Inc.と三井物産株式会社の共同出資により、2006年12月にアドバタイジングドットコム・ジャパン株式会社として誕生しました。現在では、アドネットワークに留まらず、各種プログラマティック広告のソリューションプラットフォームである“ONE by AOL”を通じて、広告主ならびに媒体社に対して、シンプルかつオープンな形で高機能の広告配信テクノロジーサービスを総合的に提供しております。広告主に対するソリューションとして、業界をリードするディスプレイ広告DSPならびに動画広告DSPを、それらに付帯する高度なオーディエンスマネジメントシステムやクリエイティブの最適化ソリューションと共に提供しており、また媒体社に対してはディスプレイ広告SSP、動画広告SSPを様々なフォーマットやデバイスをカバーし収益獲得の最大化に寄与しております。2016年10月にはAOLの完全子会社となり、今後もデジタルマーケティングの統合プラットフォームとして、更なるサービスの拡大を目指して参ります。


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