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Google、YouTube広告のクロススクリーン対応を強化 ー検索履歴とYouTube広告の連動等ー

2017.1.23

youtube広告

Googleは、YouTubeのモバイルでのビューが50%を超えていることなどを背景に、YouTube広告のクロススクリーン対応を強化することを発表しました。

クロスデバイスでの次世代のインサイトレポートの提供

クロスデバイスでの広告効果を分析し、レポートできるように強化を行います。
これを実現するために、ComScore、DoubleVerify、IAS、MOAT、およびNielsenといった第三者データベンダーと提携をし実現していくようです。

Googleアカウントを利用したオーディエンスアプローチ

同じGoogleアカウントをデバイスを跨いで利用しているユーザーは多いと思います。
Googleは、それをYouTube広告にも効果的に利用するようです。ログインしているGoogleアカウントに紐付いた行動履歴から、デバイスを跨いで関連する広告をYouTube上で展開することが可能になります。

ユーザーの広告コントロールを強化

クロスデバイスで、Googleアカウントや検索結果とYouTubeの広告が紐付けられると不快に感じるユーザーも出ると思います。
そこで、GoogleはユーザーがGoogleもしくはYouTubeで不快に感じた広告主を「表示停止」にした場合、両方で「表示停止」されるような連動機能を実装するようです。

ピクセリングやCookieの利用を制限

Googleアカウントや第三者技術を利用したクロスデバイス対策を強化する一方で、デスクトップでのターゲティング技術の代表であったピクセリングやCookieという技術の利用を制限していくそうです。
まだまだ広告の世界で大きな役割をしているピクセリングやCookieの技術ですが、Googleは敢えてこの古い方法の利用を抑えることで新たな道を切ら開くようです。


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