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Yahoo! JAPAN、プログラマティック広告領域を強化

2017.5.19

〜「Yahoo!アドエクスチェンジ」を通して、より信頼性の高いインターネット広告取引を実現 〜

ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は、このたび、マーケティングソリューション事業において、プログラマティック広告領域の取り組みを強化していくことを発表しました。広告取引プラットフォーム「Yahoo!アドエクスチェンジ」を通し、広告出稿者および媒体社にとって、より質と信頼性の高い広告取引を実現していきます。

昨今、さまざまなアドテクノロジーの台頭により、インターネット広告取引の高速化が進んでいます。点在していた広告枠がネットワーク化され、ターゲットした枠へ即時の入札・配信が可能なリアルタイム広告取引が拡大しています。そのような中、広告出稿側からは質の高い媒体枠がこれまで以上に求められるようになり、取引についても従来のオープンな入札から、限定された広告出稿者と媒体社間で取引が成立するプライベートマーケットプレイスなどの新しい取引形態に注目が集まっています。
一方、媒体社側はグローバル規模でより多くの広告出稿者に媒体枠を販売し、信頼性を担保しながら収益の最大化を目指しています。

そのような市場ニーズを受け、Yahoo! JAPANはプログラマティック広告領域を強化し、より質と信頼性の高いインターネット広告取引を行う環境を提供します。

広告出稿者側は、Yahoo! JAPANが提供する広告サービスまたはYahoo! JAPAN以外の第三者が提供する広告サービスを利用し、「Yahoo!アドエクスチェンジ」を通じて「Yahoo!アドパートナー(※1)」に参加する媒体社や、他社のSSP、アドエクスチェンジとの広告取引が可能となり、さまざまなデバイス、フォーマットを買い付けることで、リーチできるオーディエンスが飛躍的に拡大します。

さらに「Yahoo!プライベートマーケットプレイス(※2)」との連携により、一部の広告出稿者に対して、Yahoo! JAPANを含むプレミアムな媒体から最適な媒体枠を取引可能とし、これまで以上に柔軟な配信設計を実現します。

また、「Yahoo!アドエクスチェンジ」では、Yahoo! JAPANの広告サービスにおいてYahoo! JAPANのマルチビッグデータを活用した高度な広告取引も可能となります。

媒体社側は、Yahoo! JAPANの提供する「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」や「Yahoo!プレミアムDSP」に加え、「Yahoo!アドエクスチェンジ」を通じて国内外の主要なDSPにリアルタイムでアクセスが可能となり、媒体の収益性向上を実現できます。

それに伴い、媒体社向けの収益化プログラムである「Yahoo!アドパートナー」は、Yahoo! JAPANの提供する広告サービスだけでなく、「Yahoo!アドエクスチェンジ」経由でアクセス可能な全ての広告を対象に展開を行います。

Yahoo! JAPANは、広告出稿者および媒体社にとって信頼性の高い広告取引を実現させ、今後もマーケティングソリューション事業を加速させていきます。


※1 Yahoo!アドパートナー:
媒体社の運営サイトにおいて、広告を掲載することで収益をあげる媒体社向けプログラム。これまではYahoo! JAPANの広告サービスに限定されていましたが、今後は「Yahoo!アドエクスチェンジ」経由でアクセス可能なすべての広告を対象に収益化が可能となります。


※2 Yahoo!プライベートマーケットプレイス:
「Yahoo!アドエクスチェンジ」のプラットフォームを利用し、一部の広告出稿者と媒体社間で行われる広告取引。Yahoo! JAPANを含む「Yahoo!アドエクスチェンジ」に参画するプレミアムな媒体が含まれ、特定の広告出稿者にとって、自由に入札が可能なオープンオークションによる取引よりも柔軟性の高い最適な広告配信が可能となります。


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