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AdRoll、「State of Performamce Marketing」レポートを発表

2017.6.1

パフォーマンス広告テクノロジー企業のAdRoll株式会社(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、日本法人代表:香村竜一郎、以下AdRoll)は、マーケターへの意識調査を通してデジタルマーケティング業界の状況を浮き彫りにする「State of Performance Marketing」を発表しました。全国のマーケター200名を対象にAdRollが調査を実施し、独自の考察を加えてレポートにまとめています。 

調査サマリー

日本のマーケターの意識が海外のマーケターの意識に急激に追いついている
新しい手法を取り入れ、バランスの取れたマーケティング戦略を展開できるかが鍵に

プログラマティック広告
プログラマティック広告は、認知度・予算配分ともに大きな伸びを見せました。「広告予算の50%以上をプログラマティック広告にあてる」と回答した日本のマーケターが2015年に比べて約3倍に増えるなど、プログラマティック広告がマーケティング活動で重要な役割を占めるようになり、日本のマーケティングトレンドがアメリカやAPACのトレンドに近づいてきていることが見て取れます。

リターゲティング広告
日本ではデジタル広告のうちリターゲティング広告に最も多くの予算を費やすと回答したマーケターが多く、その数は前年の約4倍の伸びを見せました。目的は「ブランド認知」が一位となりましたが、アメリカやAPACの結果との比較から、この「ブランド認知」は「リード獲得」「リード育成」の意味合いも含んでいることが推察されます。「ソーシャルメディア」に着目するマーケター多いのも日本の結果の特徴です。

モバイルマーケティング
モバイルを活用したデジタル広告の配信が飛躍的に増える一方で「良いユーザー体験を生み出すことができる」という手応えを感じているマーケターはまだ少なく、導入への手応えに関しては課題が残ることが明らかになりました。同時に多くのマーケターがこの課題を乗り越えたいという意識も持っており、モバイルマーケティングへの予算増加の意向を回答しています。

メールマーケティング
日本では「リード獲得」をはじめ「顧客満足度」「クロスセル/アップセル」などメールマーケティングの目的が複数の項目に分散する一方、成否の評価は「実際の売上につながっているか」に集中していることが見て取れました。これに対しAdRoll香村は「メールマーケティングの『理想』と『現実』にギャップを感じている」状況であるとし、目的に合わせた細かなKPI設定の重要性を指摘しています。

アトリビューション
ここ1年でアトリビューションに対する日本のマーケターの関心が急速に高まっているということが分かりました。日本のマーケターの意識が海外のマーケターに追いつき、予算配分にも反映され始めています。一方で、購入前の顧客タッチポイントを組み入れるためには「シングルクリック」によるアトリビューションモデルだけでなく「混合アトリビューション」も採用すべきであるとAdRollは提案しています。

フルファネルのパフォーマンスマーケティング
ここまでの調査項目から浮き彫りになった「購入前の顧客にもリーチし、育成し、売上につなげたい」というマーケターのニーズに応えるのがフルファネルのパフォーマンスマーケティングです。フルファネル戦略によって、マーケターは広告への取り組みを多様化し、カスタマージャーニーのすべての段階で顧客をターゲティングすることができます。

レポートの詳細はこちら:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000012836.html


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