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Googleの媒体社向け新サービス「Exchange Bidding」とは

DoubleClick

Googleは、DoubleClickの新しい媒体社向けサービスである「Exchange Bidding」のオープンβ提供を開始すると同社のブログで発表をしました。

Exchange Biddingとは

シンプルな説明をすると、DoubleClickが提供するヘッダービディング(ヘッダー入札)ソリューションと言えます。

他のSSPがDFP包囲網と対抗するためにヘッダー入札ソリューションを続々と発表していますが、それへの具体的な対抗策とも考えられます(完全に敵対しているとも言えませんが)。

Exchange Biddingの強み

やはり最大の強みは、DFPと直接連携がされているヘッダー入札ソリューションという点です。

DFPを利用しているユーザーは、既に埋め込んでいるDFPのタグのみでヘッダー入札取引が可能になるため、管理も実装も非常にシンプルな1つのタグで終わります。

またGoogleは、ユーザーの体験低下を招かずにマネタイズを上げるポイントは「スピード」としており、レスポンス速度は非常に優れたものになりそうです。

クローズドβテストを行っていた媒体社では、そのような速度の向上もあり、平均で二桁%の収益増加を達成したとレポートしています。

Exchange Biddingの接続パートナー

ブログを公開した段階(米国時間2017/6/9)では、COMET・OpenX・Sovrnなどとしていますが、今後多くのパートナーと接続しエコシステムを拡大させていくことが予想されます。


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