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AdRoll、日本法人の取締役会長有馬誠氏が退任

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パフォーマンス広告テクノロジー企業のAdRoll株式会社(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、 日本法人代表:香村竜一郎、 以下AdRoll)は、 これまで取締役会長 兼 AdRoll Inc. 副社長を務めてきた有馬 誠がこの度、 AdRollを離れることを発表いたします。


 有馬は、 Yahoo!JAPAN第1号社員を経て、 グーグル日本法人代表取締役を務めた後、 AdRoll株式会社の取締役会長を2015年3月から、 現代表取締役社長 香村 竜一郎と共にAdRoll Inc.の日本法人 AdRoll株式会社の発展に貢献してきました。

 2016年はAdRollにとって大きな飛躍の年となりました。 年間売上実績が約330億円($300M)に到達し、 年間顧客数も過去最大の35,000社以上に拡大いたしました。 2013年にアイルランド ダブリンにオフィスをオープンしてから、 2014年にオーストラリア シドニー、 英国 ロンドン、 さらに2015年に東京オフィス、 2017年に米国 シカゴにてオフィスを開設し、 世界中のデジタルマーケティングに貢献できるようサービスを広げてきました。

 また、 過去2年間でAdRollは、 世界最大規模のデータセットプール「IntentMap™」の開発や、 顧客のカスタマージャニーを元に新規顧客開拓を実現する「AdRoll Prospecting」、 さらにはEメールを通してパーソナライズした広告配信を実現する「AdRoll Email」を世に送り出し、 パフォーマンスマーケティング市場の拡大に貢献してきました。

 日本オフィスでも2015年から2016年末までの売上が約7倍以上に増加、 幅広い業種の顧客をカバーし、 現在までに1,000社を超える国内の企業にご利用いただいております。 2016年には、 楽天株式会社(以下、 楽天)が運営するインターネット・ショッピングモール「楽天市場」に出店するEC事業者へ向けた、 楽天市場仕様のフルファネルマーケティングソリューションの提供を開始し、 PaaS(Platform as a Service)としての事業拡大を実現しています。

 また本日をもって、 有馬は、 楽天株式会社の副社長執行役員兼CRO(Chief Revenue Officer)に就任いたしました。

 AdRollでは、 今回の発表が、 楽天と進める事業の更なる発展に寄与するものとして前向きに捉えており、 今後は有馬の忌憚なきアドバイスが相互の事業発展をもたらすものとして期待を寄せています。 なお、 今回の人事異動に伴う後任の発表は予定しておりません。 日本法人代表の香村竜一郎は下記のようにコメントしています。 「日本法人の立ち上げ当初より業界の大先輩として アドバイスをもらいながら、 苦楽を共にしてきた有馬の退任は非常に残念ではありますが、 同時に形を変えた関係構築が発展をもたらすという期待を込めて笑顔で送り出せればと思います。 AdRollも日本で3年目を迎え新たな航海に繰り出そうとしています。 独立した企業としての第一歩を邁進していくために後任は設けず、 今回の発表により、 楽天様との相互関係をより一層強化できるものと確信しております。 」

AdRollについて

 AdRollは パフォーマンス広告プラットフォームを提供し、 全世界で3万5千社を超える広告主に採用されています。 2015年6月には新規顧客へのリーチを拡大するAdRoll プロスペクティングを開始しました。 PC、 モバイル、 タブレットなどデバイスを横断しオーディエンスへリーチが可能で、 フレキシブルなプラットフォームにより、 AdRollが有する12億超の世界最大規模のデータセット、 AdRoll IntentMap™を活用し、 独自のアルゴリズムで適切な広告スペースを適切な価格で入札することで、 新しいオーディエンスへアプローチが可能なため、 見込み客を顧客に転換させ、 育成させるという購買ファネル全てを網羅したフルファネルマーケティング施策の更なる効果が期待できます。 また、 Google、 Yahoo!、 Facebook など幅広い広告インベントリーソースにわたって 透過性とリーチ及び広告施策の目的に応じてのより細やかな配信運用が可能です。

 サンフランシスコに本社を構え、 ニューヨーク、 シカゴ、 ダブリン、 ロンドン、 シドニーにオフィスを開設しています。 また、 Foundation Capital、 Institutional Venture Partners、 AccelPartners、 Merus Capital、 Peter Thielなどの主要投資機関の支援を受けています。


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