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Appier、英語版/繁体字版「Renta!」向け広告施策にAppierのCrossXプログラマティックプラットフォームを導入

2018.1.17

Appier

AI(人工知能)テクノロジー企業のAppier(エイピア、以下Appier、本社:台湾、共同創業者/CEO:チハン・ユー)は、株式会社パピレス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松井康子、以下パピレス)が展開する英語版、繁体字版の電子書籍サービス(Renta!)向けの広告施策に、CrossXプログラマティックプラットフォームを導入しました。


パピレスは1995年の創立以来、日本で最も早く、トータルな電子書籍配信サービスを開始した企業です。提供する書籍は小説や実用書、コミック、写真集と幅広く、PC、スマートフォンなど様々なデバイスに対応しています。パピレスは電子書籍業界の草分けとして、さまざまな革新的な取り組みをしています。レンタルサービス、タテ読みフルカラーコミックのほか、日本のコンテンツの翻訳版の海外市場での展開、投稿・編集プラットフォームの構築もその一環です。2007年には、48時間100円から提供するという電子書籍のレンタルサービス「Renta!」を開始しました。「Renta!」事業の国内での成功に続き、2011年9月には英語版、2014年10月には繁体字版の提供を開始し、事業拡大を図りました。

パピレスでは「Renta!」の外国語版の掲載コンテンツの拡充を行うと同時に、米国と台湾に現地法人を設立し、海外事業を拡大しました。翻訳版のコンテンツ数は増えているものの、事業目標達成のために、広告配信の効率を上げていく方法を模索していました。そのような中、Appierは、独自のアルゴリズムを実装するAIテクノロジーを基盤としたCrossXプログラマティックプラットフォームによる広告施策を提案したところ、AppierのAIを活用したクロスデバイスソリューションとアジア地域での実績が評価いただき、導入が決まりました。

導入にあたって、Appierは、AIにより、「Renta!」の既存ユーザーのサービス内での購入行動を分析し、その情報を元にターゲティングをおこないました。CrossXプログラマティックプラットフォームの機能である、「CrossX ルックアライク」や「CrossX リマーケティング」により、「Renta!」の優良既存顧客と類似したユーザーを発見することや適切なデバイスでのサイト訪問を促進することで広告配信の最適化を図り、この機能により、最も価値の高いユーザーをAIが特定・類推し、適切な広告配信を行いました。また、獲得を目指したいユーザーを効率的に特定するアルゴリズムを実装し、目標に対するパフォーマンスを改善しました。今後も、過去蓄積されたデータを活用しながら、これまでよりも効率の高い広告配信を目指しています。

パピレス 海外事業部 部長兼PAPYLESS GLOBAL 最高執行責任者の土屋清氏は「日本のコミックコンテンツは海外でも熱烈なファンが増えています。AppierのCrossX AIソリューションを導入し、同社のクロスデバイスデータベースを使った広告配信によって、効率的な広告配信を目指すことが可能になりました。キャンペーンで収集したデータを継続的に同社のAIに学習させることで、今後も投資効果を高められることを期待しています」と述べています。

Appier CrossXプログラマティックプラットフォームについて

CrossX プログラマティックプラットフォームは、AI による、スマートかつ簡単なクロスデバイスオーディエンスバイイングが可能です。アルゴリズムをカスタマイズすることで購入行動を行う可能性が最も大きい、価値の高いユーザーへアプローチすることを可能にします。このプラットフォームの機能のひとつである「CrossX ルックアライク」や「CrossX リマーケティング」は、購買行動やその後の利用の可能性が最も価値の高いオーディエンスをユーザー特有のクロスデバイス行動、購買のカスタマージャーニー、クロスデバイスの閲覧履歴を基に特定してリーチします。

Appier について

Appier は、AI(人工知能)テクノロジー企業として、企業や組織の事業課題を解決するための AI プラットフォームを提供しています。詳細はwww.appier.com/jp/ をご覧ください。


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