DAC、動画アナリティクスサービスを運営する株式会社エビリーと資本提携

2018.6.6

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デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長CEO：島田雅也、以下 DAC）は、動画アナリティクスサービスを運営する株式会社エビリー（本社：東京都港区、代表取締役社長：中川恵介、以下エビリー社）が実施する第三者割当増資の引き受けを行いました。これを機に、エビリー社が提供する動画アナリティクスサービス「kamui tracker」の活用を進め、生活者にとって価値ある動画コンテンツの配信を可能にし、広告主にとっても有効な動画マーケティングの実現を目指します。

社会のデジタル化に伴い、動画広告への需要は年々増加しています。一方、インフルエンサーによる動画への注目度の高まりから、デジタルマーケティングにおいては動画クリエイターの起用を含めた施策が求められるようになっています。このような状況を受け、動画コンテンツやその視聴状況に関する多様な統計データやインサイトの重要性が増す一方で、複数のプラットフォームを横断した統計データや動画クリエイターのデータを蓄積、分析するには膨大な時間と高度な技術、ノウハウが求められるという課題がありました。DACでは、その課題を解決し、動画マーケティング、およびインフルエンサーマーケティング分野を強化するため、エビリー社へ出資するに至りました。

エビリー社の「kamui tracker」について

　YouTubeやFacebook、niconico等、主要ソーシャルプラットフォーム上にある動画に関する統計データを収集し、分析してデータベース化したもので、複数プラットフォームに掲載されている動画を、コンテンツや視聴回数、エンゲージメント率などの切り口で比較できる点が特徴です。YouTubeやその他ソーシャルプラットフォームをクロス分析できる他、広告キャンペーンに最適なクリエイター検索や、タイアップを希望するクリエイターへの動画制作依頼が可能です。2017年3月より提供が開始され、分析可能な動画データ数は2,500万以上、クリエイター数は11万人以上に上り（2018年6月現在）、既に大手のIT企業やゲーム制作企業などに導入されています。

　将来的には業務提携を見据えており、「XmediaOne」（※1）、「DialogOne」（※2）、「AudienceOne」（※3）といったDACが展開するソリューションとの連携等、より深い協業も視野に入れています。

　DACは今後も、動画マーケティングに関する最先端のテクノロジーや知見を活用したサービスを提供することにより、デジタルマーケティング、およびデジタル広告市場の発展に貢献してまいります。

（※1）「XmediaOne」は、予約型広告と運用型広告のハイブリッドメディアプランニングを支援する統合プラットフォームです。3PAS（第三者配信）やDACの開発するDMP「AudienceOne」（下記参照）とも連携しています。　http://www.dac.co.jp/index.php/service/solution/xmediaone
（※2）「DialogOne®」は、DACが開発したメッセージングサービス管理ソリューションで、LINEの法人向けサービスの販売・開発のパートナーを認定する「LINE Biz-Solutions Partner Program」の「LINE Biz Account」部門において、「Sales Partner」最上位の「Diamond」に認定されています。「LINE ビジネスコネクト」だけでなく、「Facebook Messenger」などのチャットボット機能にも連携しています。　http://dialogone.jp/
（※3）DACが開発し提供している「AudienceOne」は、月間4.8億ユニークブラウザと9,000万のモバイル広告ID、1兆レコード以上の膨大データを保有し、そのデータを解析して高精度な3rdパーティデータを生成/提供する国内最大級のデータ・マネジメント・プラットフォーム（DMP）です。Webサイトの行動データやCRM、広告配信結果、パネルアンケート結果などさまざまなデータを統合し、分析/可視化、また豊富な連携チャネルを活用した“新規顧客の獲得”から“既存顧客へのLTV向上”までを一気通貫で実現する高度なマーケティング環境の提供を可能にします。　　https://solutions.dac.co.jp/audienceone