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Google、広告ブランドを「Google」に統一・刷新 ー「AdWords」と「DoubleClick」の名称を廃止ー

googleads

Googleは、これまで「AdWords」と「DoubleClick」といった広告商品ごとのブランド名称を利用していましたが、それらをすべて廃止し「Google」を冠したものに統一し、広告ブランドを刷新することを発表しました。

Googleは、新ブランドとして、「Google Ads」「Google Marketing Platform」「Google Ad Manager」の3つの名称を導入することを発表しました

Google Ads

18年の歴史があり慣れ親しんだ名称である検索広告の「Google AdWords」は、「Google Ads」に置き換えられます。検索結果のみならず、「YouTube」「Google Maps」「Google Play」などのGoogleサイトやパートナーサイト、アプリで現在提供されている広告オプションを網羅するとのことです。

Google Marketing Platform

こちらも慣れ親しんだ計測系のツールである「Google Analytics 360 Suite」は、「Google Marketing Platform」と置き換えられます。デジタル広告の計画、購入、測定が1カ所で行えるようになることを目指します。

また、「Google Marketing Platform」の一部機能として、DSPである「DoubleClick Bid Manager」、第三者配信による広告計測ツールである「DoubleClick Campaign Manager」、クリエティブ制作ツールである「DoubleClick Studio」、オーディエンスデータ分析ツールである「Audience Center」などを包括する「Display & Video 360」という新ツールが提供されるとのことです。

この商品群は、基本的に広告主や広告会社に向けたツール群とも言えると思います。

Google Ad Manager

3つ目は、「DoubleClick for Publishers」と「DoubleClick Ad Exchange」が「Google Ad Manager」に置き換えられます。こちらはメディアの収益向上向けに提供されていたアドサーバーとSSP/Exchange機能がまとめて新ブランド名に統一されるといったイメージです。

新ブランド名は今後1ヶ月をかけて展開予定

Google Ads、Google Marketing Platform、Google Ad Managerの新名称は、1カ月かけて展開される予定だそうです。消えてしまうブランド名は、どれもデジタル広告業界の人間には慣れ親しんだものが多く、しばらくは間違えて使用して、言い直したり、書き直したりする日々が続きそうですが、統一された新ブランドの破壊力も楽しみです。


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