MozillaのFirefox、Webトラッキングをデフォルトでブロックする仕様への移行計画を発表
2018.8.31
Mozillaは彼らの公式ブログの中で、将来のバージョンの「Firefox」でWebトラッキングをデフォルトでブロックする仕様へ変更していく計画を発表しました。
Mozillaは、多くのWebユーザーがWebトラッキングの仕組みについて完璧に理解しているわけではなく、不気味にトラッキングを受けており、ユーザーが今よりも健全にWebを利用するために、不適切なWebトラッキングをデフォルトでブロックしていく計画でいると発表しました。
まずは、Webサイトのローディングを遅延させている原因となるWebトラッキングをブロックします。Firefox 63以降から、このブロック機能をデフォルト実装していくとしています。
次に、クロスサイトトラッキング、いわゆる第三者配信系のWebトラッキングをブロックしていくそうです。こちらは、Firefox 65以降から、すべてのユーザーにこのブロック機能を適用していく計画でいるとしています。
Appleが提供するSafariでは、すでにWebトラッキングが非常に難しいほどのブロック機能が実装されており、ますますcookieに依存したWebトラッキングは苦境に立たされそうです。