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Kaizen Platform、大日本印刷とロカリオと連携

kaizen

販促コンテンツの素材をマルチに活用できるモデルを共同開発し、折込チラシとWeb動画広告の同時配信サービスを実現


株式会社Kaizen Platform(本社:東京都港区、代表取締役:須藤 憲司、以下 Kaizen Platform)は、大日本印刷株式会社(以下、DNP)、株式会社ロカリオ(以下、ロカリオ)との連携を開始しました。動画広告のマーケットプレイス「Kaizen Ad」を活用し、折込チラシに使用する素材を48時間で動画化、提携3社共同でWeb動画広告の制作と配信をチラシの折込と同時に実施できるサービスを提供します。

流通・小売業の現場にあった短納期・低コスト、チラシ素材だけで販促をデジタル化

昨今、企業のマーケティング活動では、多様化する顧客接点において、リアル・デジタル双方で最適なコンテンツを提供することが求められています。しかし、流通・小売業では、折込チラシなど従来の販促施策が中心となっており、20代・30代の若年層を中心にスマートフォンなどデジタルデバイスを活用するターゲットへのコミュニケーション不足が課題となっています。デジタル広告を活用したくても、バナーなどのWeb広告枠で掲載できる情報量の少なさ、事前審査に手間がかかり掲載までの日数がかかるなど、流通・小売業にとっての販促施策としては、サービス構造が整っていないのが現状です。

動画広告は、視聴者の関心を引きやすく、短時間でも質の高い情報を提供可能です。今回、Kaizen PlatformとDNP、ロカリオが連携することで、折込チラシなどに使用する素材を活用し、マルチチャネルに対応した販促施策を、コストを抑えて実現できるサービスモデルを開発しました。

提供サービスの特徴

DNPの「流通向け情報管理プラットフォーム Retail Meister®」とKaizen Platformが運営する動画広告マーケットプレイス「Kaizen Ad」により、折込チラシなど販促コンテンツの素材をマルチ活用できるようになり、発注から48時間以内で動画を制作します。

動画広告は、Googleの運営する動画共有サイト「YouTubeTM」を中心とするアドネットワーク、およびYahoo! JAPANの運営する「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」での配信が可能で、今後はFacebook等、配信媒体拡充してまいります。リアルとデジタルの双方からターゲットに合わせた最適なコンテンツを提供し、消費者へのリーチを最大化します。
制作した動画は自社のオウンドメディア、SNSなどにも活用可能で、動画を活用した生活者とのコミュニケーションを推進します。

今後の展開

本サービスでは、先行してマックスバリュ東北株式会社との実証実験を開始しており、今後は「Kaizen Ad」を通じた動画制作体制と、DNPが提供する「流通向け情報管理プラットフォーム Retail Meister®」との連携を強化してまいります。コンテンツ制作の利便性を向上するとともに、SNSや企業のオウンドメディア、デジタルサイネージなど多様なメディアに展開できるようサービスを拡張し、関連するサービスも含めて2020年に25億円の売上を目指します。

「Kaizen Ad」とは

Kaizen Adは、静止画ならびに動画広告をサポートするマーケットプレイスで、短期間で多種類の広告クリエイティブを作成できるクリエイターが登録しており、データに基づくクリエイティブ改善の運用とクリエイティブ入稿を省力化できるソリューションです。
北米、欧州、日本、韓国、台湾など12ヶ国のクリエイターが登録しており、それぞれの地域にあわせたクリエイティブが提供可能となり、インバウンド需要や、グローバルプロモーションにおけるクリエイティブローカライズにおいてもご活用頂いております。
利用企業のPlayrix(プレイリックス)社(本社:ロシア)が「Kaizen Ad」を利用して実施した日本人を対象とするFacebook動画広告キャンペーンでは、元来Playrix社が使用していた動画広告と比較し、Kaizen Ad提供のクリエイティブのうち最もパフォーマンスの高かった動画がCPI(ユーザー獲得コスト)を18%低下させCVR(ユーザー獲得率)を25%上昇させるという成果を出しています。


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