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  • 2018.10.18

博報堂、画像を通じて生活者が描くブランド世界観を検証するAI活用分析サービスを開発

株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)は、画像を通じて生活者が描くブランド世界観を検証する、AI活用分析サービスを開発しましたのでお知らせします。

本サービスは、企業や団体、または商品・サービスに関連する各種SNS画像を分析することで、生活者が現在描いているブランド世界観を検証する、独自のサービスです。また広告クリエイティブを分析することで、広告に描かれているブランド世界観と実際に生活者が描いているブランド世界観の差分を計測することができます。画像は、ブランディング・イノベーション創発の専門組織である博報堂ブランド・イノベーションデザインのコンサルタントが事前にインプットした12種の「パーソナリティ※1」と44種の「シーン※2」別に分類され、各指標のスコアをもとにクラスターマップを作成します。調査票ではなく画像データを活用することで、非言語情報の分析が可能になるほか、周辺環境を含めた現状のブランドイメージの定量的な把握や、定点的な観測を通じた長期に渡るブランド管理が可能です。ディープラーニングにおける独自技術を保有し、ディープラーニングをあらゆるモノに適応するDoT(Deep Learning of Things)を推進するLeapMind株式会社(東京都渋谷区、代表取締役CEO:松田総一)の協力により、サービス実現に至りました。

これまで、ブランド世界観分析においては、知識と経験が豊富なスタッフによる膨大な画像の読み込みが不可欠であり、多くの作業時間が必要とされていました。今回開発したAI活用分析サービスを活用することで、それらの時間を大幅に削減し、クライアントの現状を俯瞰してスピーディーに課題を抽出、戦略的なブランディングの提案に繋げていくことを狙います。まずはプロトタイプ版として運用しながら、以降もアップデートを推進し、付加価値の高いサービス化へと繋げていきます。

博報堂は今後も、データやテクノロジーを活用し、クライアント企業への質の高いブランディング・イノベーション支援を行ってまいります。

博報堂

※1 「パーソナリティ」
ブランドを一人の人間に例えた時に保有する人格を表す。博報堂ブランド・イノベーションデザインは数多くの形容詞を定量的に分析し31種類に集約。更にそれを大きな方向性として、12種類のパーソナリティ(人格)に分類している。
※2 「シーン」
対象ブランドが写り込んだ画像の背景のこと。代表的なシーンである44シーンをプリセット。今後、シーンを拡充予定。
※3 「CNN」(Convolutional Neural Network:畳み込みニューラルネットワーク)
ディープラーニング のアルゴリズムの一つ。局所的な情報の抽象化及び位置普遍性をもたせた順伝播型ニューラルネットワークを利用したアルゴリズム。DNN(Deep Neural Network)を2次元データに対応させたもので、画像に対して高いパターン認識能力を示す。
※4 「K-means」
クラスタリング(分類対象の集合を,内的結合 (Internal Cohesion) と外的分離 (External Isolation) が達成されるような部分集合に分割すること)の手法の一つ。

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