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Criteo、2019年度ゴールデンウィークトレンドレポートを発表〜令和元年のオンライン広告は先手必勝が鍵〜

2019.4.23

インターネット上のオープンな広告プラットフォームを提供する Criteo(クリテオ、本社:フランス、日本取締役社長:グレース・フロム、以下 Criteo)は、目前の大型連休に向け、昨年のゴールデンウィーク前後の日本の消費者のオンライン上での動向を分析した、「2019 年度ゴールデンウィークトレンドレポート」を本日公開しました。


この度のレポートでは、旅行、求人、小売業の3つの業界に焦点を当て、2018 年 1 月~5 月までのウェブサイトへのトラフィックやコンバージョンの変化から読み取れる、売上や予約などの動向の分析を行っています。

ゴールデンウィーク直前の 4 週間の動向

例年、ゴールデンウィークシーズンはオンライン広告を取り巻く消費者行動に顕著な変動が見られます。2018 年のゴールデンウィーク4週間前(4 月 1 日~4 月 28 日)の状況を同年 1 月 1 日~1 月 31 日の平均と比べたところ、旅行関連は、最大 23%の売上増を記録。求人においては、求職者が連休前に就職先を決めたいという願望が強く働くためか、求人サービスへの利用登録などのコンバージョン率が 14%増加しました。小売業においては、量販店および健康・美容関連で 1 月平均から 62%の売上増加が見られました。

旅行関連の予約はゴールデンウィークの2週間前がピーク

旅行関連は 51 社のオンライン上でのトラフィックと予約件数を調査しました。2018 年 1 月 1 日~1 月 31 日平均に比べ、ウェブサイトへのトラフィックと予約件数が最も多くなったのはゴールデンウィークの2週間前でした。ゴールデンウィークに入ると予約の需要は、ひと段落したこともあり、4 月単月平均と比べて最大 18%下がる日もありました。ウェブサイトに訪問して予約をするというコンバージョン率も最大で 33%低下。予約については、ゴールデンウィーク明けは一転して回復し、連休前の水準に戻るという推移が見られました。

<旅行関連オンライン広告の売上指標とトラフィック指標のデイリー推移(2018 年 4 月 1 日~5月 31 日)>
Criteo

ゴールデンウィークは絶好の転職活動シーズンに

休み前に転職を決めたい人や休暇中に転職を思い立つなど、長期休みの前後は転職活動が活発になる傾向があります。転職エージェント 10 社のオンライン上のトラフィックと登録件数を調査したところ、ウェブサイトへのトラフィックと転職支援への登録件数は、ゴールデンウィーク前後はいずれも、高い水準で推移したものの、ゴールデンウィーク中は大きく落ち込み、4 月平均と比較するとそれぞれ最大で 22%、18%の減少を記録する日もありました。一方、ゴールデンウィーク中はウェブサイト来訪者の数こそ減少するものの、それらの来訪者が転職支援サービスへの登録する確率(コンバージョン率)は最大で 19%増加するなど、ゴールデンウィーク中の求人広告効果は“量より質”が上回る結果となりました。

<求人オンライン広告の売上指標とトラフィック指標のデイリー推移(2018 年 4 月 1 日~5月 31 日)>
Criteo

小売業に影響大、消費者の時間とお金の使い方の変化

ファッションなどの小売業 58 社を対象に、ウェブサイトへのトラフィックと売上、購買に至るコンバージョンの動向を調べました。ゴールデンウィークは、旅行やショッピングなど外出機会が増えるため、普段はオンライン頼みの生活スタイルにも変化が表れます。小売業者も、毎年この時期は、リアル店舗での買い物を楽しむ消費者が増えることに期待を寄せます。2018 年のデータにもそれが表れ、同年 1 月平均に対し、小売業全体においては、ウェブサイトへのトラフィックと売上がやや下回る程度の水準となりました。こうした中で、ゴールデンウィーク中に、大きく伸びたのは、レジャー施設、美術館やコンサートのチケットの購入やレジャー用品、食料品でした。コンバージョンも最大で 47%となり、いつもと違う時間とお金の使い方をする消費者の傾向が伺えました。量販店においては、ゴールデンウィーク前後にウェブサイトへのトラフィックと売上が伸び、2週間前にはそれぞれ 28%と 62%の伸びを記録しました。休み明けも1週間後には 17%、48%とゴールデンウィーク前の水準に近づきました。

<小売業オンライン広告の売上指標とトラフィック指標のデイリー推移(2018 年 4 月 1 日~5月 31 日)>

Criteo

オンライン広告は先手必勝今回の調査は、広告主がゴールデンウィークを見据えてどのような広告キャンペーンを実施すべきかを示唆しています。
それぞれの業界ごとの検証は必要ですが、早ければゴールデンウィークの6週間前に、遅くても2週間前の開始が効果的と考えられます。

Criteo では、広告主の皆様がより効果的なオンライン広告キャンペーンを展開するための参考資料として活用していただくため、今後もこうしたレポートを提供してまいります。
※レポートの全文は次の URL よりダウンロード可能です。http://www2.criteo.com/jp/goldenweek-report

Criteo (クリテオ) について

Criteo(NASDAQ:CRTO)は、オープンで透明性のあるインターネット上の広告プラットフォームを提供しています。2,700 名以上の Criteo チームメンバーは、世界 19,000 社の広告主と、数千のパブリッシャーと連携して得られる膨大なデータを、機械学習を用いて精密に分析することで、全ての広告チャネルを通じた効率的な広告配信を実現します。Criteo はテクノロジーを通じて、あらゆる規模の広告主に対し、ユーザーが本当に求めているものに出会える仕組みを提供します。www.criteo.com/jp/


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