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SSP『AdStir(アドステア)』、インモビ ジャパン(株)提供のネイティブ広告アドネットワーク『InMobi Native Ads』と接続

2014.7.14

ユナイテッド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役会長CEO:早川与規、証券コード:2497、以下ユナイテッド)の所有するスマートフォン媒体社向けのSSP(※1)『AdStir』が、インモビ ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表:小尾 一介、以下インモビ)が提供を開始した、ネイティブ広告アドネットワーク『InMobi Native Ads<http://japan.inmobi.com/ad-formats/native-ads/>』と接続し、スマートフォン領域でネイティブ広告の提供を開始致しました。

今回のネイティブ広告の提供開始によって、『AdStir』を導入しているメディアは、米国のオンライン広告の業界団体IAB(Interactive Advertising Bureau)が昨年12月に発表した、IABネイティブアド・プレイブック(原題:The Native Advertising Playbook)が定めたネイティブ広告における6つの分類のうち、「インフィード型」「レコメンドウィジェット型」「ネイティブ要素を持つインアド型」「カスタム型」の4種類の配信が可能となります。

 これまで『AdStir』が対応していたバナー広告、アイコン広告、インタースティシャル広告等の多彩な広告フォーマットに加え、さらにメディアのコンテンツに調和した形で自由にレイアウトを調整したネイティブ広告の配信が可能となり、新たな広告収益モデルの実現が期待できます。

 また、インモビ経由で広告出稿している広告主は、『AdStir』が保有する月間350億アドインプレッション(※2)を超えるメディアにリーチする事が可能となり(2014年6月時点)、よりユーザーにマッチした広告枠に配信することで、広告効果の向上が期待できます。

 『AdStir』は、今後も多彩な広告フォーマットへの対応をはじめとした機能強化や、国内外のアドネットワーク・DSP(※3)との接続による広告流通量の拡大を進め、拡大が見込まれるスマートフォンRTB広告市場において、さらなる成長を目指してまいります。

NativeAd

■『InMobi Native Ads』とは
 インモビが2014年2月に提供を開始したネイティブ広告プラットフォームです。メディアのコンテンツイメージやユーザビリティを損なうこと無く、より優れたユーザーエクスペリエンスとマネタイズの両方を同時に実現できる手法として、現在多くのパブリッシャー/アプリデベロッパーに評価されています。従来の広告フォーマットに比べて、最適な位置、イメージで広告が配信され、またユーザーの操作性を損なうことが少ないため、広告パフォーマンスが高く、ユーザー獲得向上に、貢献できています。また、パブリッシャー/アプリデベロッパーの立場からみても、従来バナー広告よりもCTRが高く収益性の向上につながっています。

■『AdStir』とは
 ユナイテッドが2011年9月に提供を開始したSSPで、アドネットワーク広告収益を最大化しつつ(イールド オプティマイズ機能)、RTB広告(※4)の競争入札を利用する事で更なる広告収益を得る事ができるメディア向けの広告マネタイズプラットフォームです。2014年6月にはアドインプレッションも月間350億を超え、サプライサイドにおいて国内スマートフォン市場で最大規模のプラットフォームとなっています。
 RTB広告については、他社に先駆けてオープン化を行い、2012年4月に接続を開始した当社DSPサービス『Bypass』を始め、国内外10ものDSPから入札を受けることが可能となっており、今後もオープンプラットフォームとして、国内外のDSPとの接続に積極的に取り組んでまいります。
 また、機能面では『AdStir』上での各アドネットワークのレポートの一元管理、自動最適化機構の実装を行うなど手軽に収益化する為の機能を提供してきた他、アイコン広告やインタースティシャル広告など多彩なアドフォーマットに対応しており、今回、さらにネイティブ広告も提供開始に至りました。今後も広告プラットフォームとして機能強化を継続し、最新アドテクノロジーによる広告ソリューションを提供して参ります。

(※1) SSP(Supply Side Platform, Sell Side Platform)とは
 複数の広告案件を一元管理し、配信を最適化(イールドオプティマイズ機能など)する事で収益の最大化を狙う、サプライサイド(媒体側)の広告管理プラットフォームのこと。
(※2) アドインプレッションとは
 Webサイトに掲載される広告の効果を計る指標の一つで、広告の露出(掲載)回数のこと。
(※3) DSP(Demand Side Platform)とは
 設定した配信ロジックに従って、最適なユーザーへ広告を配信し広告効果の最大化を狙う、デマンドサイド(広告主側)の広告管理プラットフォームのこと。
(※4) RTB (Real Time Bidding)とは
 RTB広告とは、広告の買い手(広告主)がDSPを使い、SSPを経由してメディア(媒体)の広告枠を入札形式でインプレッション毎に買い付けを行う広告技術のことであり、これにより広告の買い手(広告主)は効果に見合った最適な値付けを行うことで広告効果の向上を図ることができる。また、メディア(媒体)は最も高い入札を行った広告主へインプレッションを販売することができるため、飛躍的な広告収益の向上が期待できる。


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