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日本オラクル、オムニバスとの連携により「Oracle BlueKai Audience Data Marketplace」を拡充

2015.3.26

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂、以下:日本オラクル)は本日、「Oracle BlueKai Audience Data Marketplace」(オラクル・ブルーカイ・オーディエンス・データ・マーケットプレイス)と、アド・テクノロジーを活用したデジタル・マーケティング事業を展開する株式会社オムニバス(本社:東京都目黒区東山、代表取締役CEO:山本 章悟、以下:オムニバス)が提供する約200カテゴリに細分化された属性データおよび嗜好データを連携し、最適なオーディエンスに対して的確な広告配信が可能になることを発表します。これにより、「Oracle BlueKai Audience Data Marketplace」は、日本市場において有用な「サード・パーティ・データ」を提供することが可能となり、見込み客に対し、データに基づいた効果的な広告配信を支援します。
*DMP:インターネット上でのさまざまなサーバーに蓄積されるデータや自社サイトのログデータなどを一元管理、分析し、最適な広告配信を実現するためのプラットフォーム

オムニバスのオーディエンス・データの特長は、カテゴリの数だけでなく、広範囲なデータを保有していることです。提供するカテゴリは、年代、性別や車、美容、スポーツ、趣味、住まい・不動産、ファッション、家電など約200のカテゴリを備えています。例えば、オーディエンス・データを購入する利用者は、美容の中でも、性別ごとに、スキンケア、ヘアケア、ダイエットなどへの興味の範囲を細部にわたり定義できます。また、スポーツであれば、ゴルフ、陸上競技、ダンス、格闘技、マリンスポーツ、モータースポーツなどに興味があるオーディエンスを細分化し割り出すことができます。その結果、より具体的かつ的確なターゲットへの広告配信が可能となります。

このたびの連携によるオーディエンス・データは、企業のマーケティング業務を網羅的に支援するクラウド「Oracle Marketing Cloud」の一機能であり、大規模なデータを一元管理・分析し、マーケティングの投資効果を最大化する仕組み「Oracle Data Management Platform」(オラクル・データ・マネジメント・プラットフォーム)を導入することで利用可能です。

マーケティング担当者、広告代理店、出版社、およびデジタル・マーケティング事業者は、「Oracle Data Management Platform」を利用し、すでに「Oracle BlueKai Audience Data Marketplace」が提供している全世界10億件以上のプロファイル・データ、200以上のデータ・プロバイダーからの集約された情報を活用することができます。利用者は、この包括的かつ広範囲なマーケット・プレイスを利用し、最適なオーディエンスに対し的確な広告配信を行うことができ、ROAS(Return on Advertising Space:広告費用対効果)を最大化します。

「Oracle Data Management Platform」の利用者は、管理画面を使って広範囲にわたる「サード・パーティ・データ」の中からオーディエンス・データを簡単に選択し、見込み客のターゲティングや分析を行うことができます。また、自社で収集した「ファースト・パーティ・データ」、選択したパートナーとのみ共有する「セカンド・パーティ・データ」、「Oracle BlueKai Audience Data Marketplace」からの「サード・パーティ・データ」を含む多数のデータ・ソースを組み合わせてオーディエンスを細分化し、Webサイト、検索、ビデオ、ソーシャル、モバイル、コマース・サイトなどで一貫した、より効果的なターゲティングを行うことができます。

例えば、マーケティング担当者は、購入や成約、申し込みなどのアクションをした重要な顧客に類似した属性を持つ見込み客を膨大な「サード・パーティ・データ」から探し出すことができます。また、同じ顧客に対してマーケティング活動を複数回行う工数や費用も抑えることができます。「Oracle Data Management Platform」はグーグル、アップネクサス、メディアマス、ツイッター、マイクロソフトなどとすでに連携しており、ターゲティング、個別最適化において、これらのプラットフォームを利用できます。

「Oracle BlueKai Audience Data Marketplace」は匿名化されたクッキーとして消費者の属性(性別、地域等)、閲覧履歴、購入履歴などの情報を集約しています。また、オラクルは、消費者自身が個々の情報利用可否を選択できる仕組みを提供しており、匿名化されたクッキー情報を利用されたくない場合は、「Oracle Data Management Platform」のWebサイト(www.bluekai.com/registry)で「オプトアウト」することでいつでも対象クッキーから除外されます。

参考資料
•Oracle Marketing Cloud 概要
http://www.oracle.com/jp/applications/customer-experience/marketing/index.html

オムニバスについて
アド・テクノロジーを活用したデジタル・マーケティング領域をプランニングからオペーレーションまでOne Stopでサービスを提供。
2011年より日本でもいち早くオーディエンス・データを活用したテクノロジーサービスを提供し、2015年1月現在4,000万UB*のデータを保有。2013年からはオンラインビデオ広告事業を展開。アドネットワークやオンラインビデオ広告におけるトレーディングデスクとしても、国内で多数の最新事例に取り組む。
URL http://e-omnibus.co.jp/
*Unique Browser(ユニーク・ブラウザ):ある一定期間内にWebサイトに訪問した重複のないユーザー数

Oracle CloudWorld Tokyo 2015について
「Oracle CloudWorld Tokyo 2015」は、オラクルの顧客企業、パートナー企業を対象に、オラクルが提供するSaaS、PaaS、IaaSのパブリック・クラウドだけでなく、プライベート・クラウド、ハイブリッド・クラウドといったすべての領域におけるクラウド・ソリューションをご紹介するイベントです。企業が変革に立ち向かうための世界最先端のクラウドに関する情報を、顧客企業の成功体験を交え、2日間にわたり130以上のセッションで紹介します。「Oracle CloudWorld Tokyo 2015」は、4月9日から10日の日程で、東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3-5-1)で開催します。詳細については公式サイト(oracle.co.jp/cw2015/pr/index.html)をご参照ください。

日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。
「No.1クラウドカンパニー」を目指し、クラウド環境とお客様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計され、ビッグデータから情報価値を創出する製品群の提供と、それらの利用を支援する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL http://www.oracle.com/jp


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