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Videologyが国際展開に向け経営陣を強化

2013.1.8

デジタル広告プラットホームとソリューションを提供するVideologyはこのほど、2013年における同社の国際ネットワークの急速な拡大のエンジンとなる経営陣の強化を発表した。2012年には同社は市場をリードする同社のビデオ広告プラットホームおよびディスプレー、リッチメディア、モバイル広告における拡張機能を新たに8市場に展開し、今年もさらなる拡大を計画している。

(Logo: http://photos.prnewswire.com/prnh/20130108/NY37257LOGO)

Videologyは2012年、米国、英国、カナダに事業所を開いた。同年中にアイルランド、フランス、スペイン、イタリア、オーストラリア、ベトナムの顧客のために広告キャンペーンを打っており、さらにシンガポールと日本に事務所を開設している。同社はまた、データ管理、モバイルを専門にするCollider Media、ディスプレー、リッチメディアのLucid Mediaの2社を買収した。昨年の同社の成長を表すものとして、同社は400社以上の主要広告主に対し、オンライン、モバイル、その他コネクティッド機器に向けたブランド・メッセージのターゲットを設定し、メッセージの発進をする手助けをしている。comScore(コムスコア)の調査によれば、同社は米英両国に向けた到達能力の面では現在ナンバーワンにランクされている。

Videology会長兼最高経営責任者(CEO)のスコット・ファーバー氏は「2012年は、当社は利用可能なメディア・エコシステムに対して当社で言うマルチ・マルチ・マルチなアプローチを取ることにコミットしてきた。当社の目標は当社のメディア・パートナーに対して完全に全体的で統合的なソリューションを提供することだ。その意味するところはマルチデバイスで、オンライン、モバイル、コネクティッド・テレビをすべて包含することだ。また、マルチフォーマットも意味しており、ビデオ、ディスプレー、リッチメディアをすべて包含する。さらに当然ながら、マルチマーケットも意味しており、世界的にビジネスを展開する企業が利用可能なメディア戦略を国や地域を越えて展開することを可能にする」と述べた。

*Videologyは最高開発責任者(CDO)のライアン・ジャンボレツ(Ryan Jamboretz)氏に対して欧州・中東・アフリカおよびアジア・太平洋地域における継続的な拡張を指揮する責任を課した。ジャンボレツ氏は現在のビジネス開発担当に加え、国際担当マネージングディレクターに就任し、両地域の上級経営陣からリポートを受けることになる。ジャンボレツ氏はVideologyに加入する前はWPPグループのメディア投資管理会社であるGroupMでコーポレート開発ディレクターを務めていた。同氏はハーバード・ビジネススクールから経営学修士号を得ている。

*さらに、英国マネージングディレクターのジャナ・エイゼンステイン(Jana Eisenstein)氏は北欧も担当することになった。エイゼンステイン氏は2010年10月に欧州・中東・アフリカのパブリッシャー・サービス担当ディレクターとしてVideologyに加入したが、その前は英国マイクロソフト社でビジネス開発担当ディレクターとして務めていた。マイクロソフトの前は、エイゼンステイン氏はScreenTonicの英国マネージングディレクターとしてマイクロソフト社関連の販売に関わる経営チームの一員だった。同氏はモバイル・マーケティング代理店12snapで最高業務責任者(COO)を務めていたこともある。同氏はウェスタンオンタリオ大学のリチャード・アイビー・スクール・オブ・ビジネスから経営学修士号を得ている。

*新たに採用されたアン・ド・ケルコフ(Anne de Kerchkhove)氏は以前はリード・エルゼビアの娯楽部門でグローバルディレクターを務めており、Videologyではフランスと南欧担当のマネージングディレクターおよびヨーロピアン・ビジネス・デベロップメント・ディレクターに就任する。ド・ケルコフ氏も2003年から2009年まで12snapのマネージングディレクターとして務め、サーバー・ベースの世界的ゲーム企業としては初めてのものになるInspired Gaming Groupの立ち上げ、その後の成長に関わり、同社の創設、新規株式公開、さらに12カ国への拡大までの間、同社を監督した。同氏はマックギル大学から商学士、INSEAD(インシアード)から経営学修士号を得ている。

*ケン・パオ(Ken Pao)氏がVideologyのアジア・太平洋担当のマネージングディレクターに就任。同氏は北京およびシンガポールを本拠に、一貫して中国市場で起業家として活動してきており、オンライン教育プラットホームのGuichuang Science and Technologyおよび半導体流通専門企業のDraker Electronicsを共同して創業、その後退社している。同氏はまた、世界最大のアパレル製造企業の1社、Esquel Groupの小売り、直販部門の共同最高経営責任者(Co-CEO)として中国で勤務している。同氏はハーバード・ビジネススクールから経営学修士号を得ている。

ジャンボレツ氏は「世界企業は市場を超えて展開するビジネスを調整し、評価することに難しさを感じている。その理由は地域によって採用されるデバイス、データの利用可能性、政府規制などが異なるためだ。異なる市場にわたるプロバイダーと仕事をするには、マーケティング企業は最初の日から技術パートナーの知識を生かせるだけでなく、質の高いデータ・パートナーおよびリサーチ・プロバイダーとも協力しなければならない」と語った。

▽Videologyについて
Videology(http://www.videologygroup.com)は広告代理店、出版社に向けたエンタープライズ・メディア技術企業である。Videologyはエンドツーエンド、総合的、クロスデバイス、クロスフォーマットのためのソリューションを提供し、広告主、代理店、出版社の投資収益率を高めている。

Videology, Inc.は株式非公開企業で、ベンチャー・ファンドの投資を受けており、その中にはNEA、Valhalla Partners、Comcast Venturesなどが含まれる。Videologyは米メリーランド州ボルティモアに本拠を置き、主な事務所をニューヨーク、オースティン、トロント、ロンドン、パリ、マドリッド、シンガポール、シドニーに持っており、北米全体に販売チームを展開している。

▽問い合わせ先
Michele Skettino,
+1-917-653-0073,
Michele@videologygroup.com

ソース:Videology


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